毎年8月第一土曜日に東京の荒川河川敷で開催される「板橋花火大会」と「戸田橋花火大会」。
両大会は同日開催で合同の花火演出が行われますが詳細な違いがわかりづらいのが現状です。
本記事では両大会の開催日時、打ち上げ数、花火の種類、有料席、アクセスなどの基本情報に加え、交通アクセス、屋台、などの詳細を網羅的に解説しています。
この記事を読めば板橋花火大会と戸田橋花火大会の違いを明確に理解できるだけでなく両大会を最大限楽しむためのポイントがわかります。
事前の下準備から当日の過ごし方まで花火大会を120%満喫するための知識が手に入ります。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の開催日時の違いは？
東京と埼玉の夏の風物詩ともいえる板橋花火大会と戸田橋花火大会は毎年8月第一土曜日に同時開催されます。
両大会の会場は隣接した荒川河川敷となり川面を挟んで向かい合う形で行われます。
埼玉県民は戸田の花火や板橋の花火って言いますよね。
板橋花火大会は午後7時から約1時間半の予定で開催されます。
一方の戸田橋花火大会は午後7時開始で終了時間は午後8時30分の予定です。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の開催日時に違いはありません。
板橋花火大会と戸田橋花火大会は同時間帯で進行し最後に両大会が合同でグランドフィナーレを飾ります。
同日同場所での開催となることから両大会は一体となった花火の祭典と言えそうです。
観客の皆さんは会場内を自由に行き来しながら両方の花火を存分に楽しめるでしょう。
夏の一夜を彩る華やかな光の競演に誰もが酔いしれることでしょう。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の打ち上げ数の違いは？
板橋花火大会と戸田橋花火大会ではそれぞれ約7,500発の花火が打ち上げられる予定です。
つまり合わせると驚異の15,000発もの花火が夜空を彩ることになります。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の打ち上げ数については違いはありません。
打ち上げ数を見ると規模の大きさがうかがえます。
会場は違いますが一緒にやっている花火大会ですからね。
15,000発の花火が次々と夜空に浮かび上がる様子はまさに圧巻の一言に尽きるでしょう。
打ち上がるたびに歓声が沸きフィナーレが近づくにつれ興奮も高まっていくことでしょう。
打ち上げ数だけでも花火大会への期待感が高まりますよね。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の打ち上げ花火の種類の違いは？
板橋花火大会では直径10号玉(約20cm)の大きな花火玉が打ち上げられるほか15号玉(尺五寸玉/約45cm)という特大の花火も登場する予定です。
一方の戸田橋花火大会の打ち上げ花火も合同で演出が行われることから同様の大玉花火が期待できます。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の打ち上げ花火の大きな違いというと板橋のナイアガラを対岸から見るかどうかでしょうか。
どちら側から見てもきれいなので迷うところではあるんですけどね。
10号玉や15号玉といった大型の花火は打ち上がった後の華やかな広がりが見どころです。
空中で大輪の花を描き色鮮やかな光の渦を描きます。
そのスケールの大きさに観客からは必ず歓声が上がるはずです。
また、大玉花火は長い残像を残すことでも知られています。
打ち上がった後、次第に大きく広がりながら少しずつ輝きを失っていく様はまるで暗闇に浮かび上がる光の芸術作品のようです。
大きな花火の光が徐々になくなっていく様子はきれいですからね。
そんな幻想的な光景に誰もが見とれてしまうことでしょう。
大玉花火の他にも様々な種類の花火が両大会で打ち上げられます。
両会場で多彩な演出が用意されています。
観客の皆さんの目を楽しませ感動を呼ぶ花火の数々が夜空に次々と現れることでしょう。
さらに、二つの大会が合同で行われることから演出面でもさまざまな工夫が凝らされます。
二手に分かれて同時に花火を打ち上げるなどのコラボ演出が行われます。
それぞれの大会の個性が光る演出と合同ならではの華やかな演出の両方が楽しめるはずです。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の有料席の違いは？
板橋花火大会には有料の指定観覧席が用意されています。
事前に座席を確保できるため混雑を避けられる上に花火の眺めもいいでしょう。
一方の戸田橋花火大会についても有料席が用意されています。
板橋花火大会も板橋花火大会も両会場で有料席が用意されるので有料席の有無という点では違いはありません。
有料席は会場の川沿いに設置され座席からは花火が打ち上がる川面が見渡せる絶好の視界が確保できます。
周りの観客の頭越しに花火を見なくてよいのでストレスなく鑑賞できるメリットがあります。
また座席周辺にはトイレなども完備されるので長時間の観覧でも快適に過ごせるでしょう。
さらに飲食物の持ち込みが可能なエリアも設けられるのでお気に入りの軽食を持参して花火を楽しめます。
ただし有料席は数に限りがあり人気が高いため早期に完売する可能性が高いです。
座席の良し悪しで花火の楽しみ方が大きく変わってくるでしょう。
観覧を考えている方は早めの有料席の購入を検討するのがおすすめです。
有料席は当日券も用意されますが完売になるので事前に購入しておいたほうがスムーズです。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の交通アクセス・周辺施設
会場最寄りの主な駅は東武東上線「下板橋駅」、有楽町線「地下鉄成増駅」、埼京線「板橋駅」などです。
また、JR「戸田公園駅」から東側会場まで徒歩20分、西側会場まで徒歩40分となります。
駅周辺では花火大会当日は交通規制が行われるので公共交通機関を利用するのがおすすめです。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の会場には駐車場は設置されません。
遠方から車で来場する場合は事前にコインパーキングなどの駐車場の空き状況を確認しておく必要があります。
宿泊を希望する場合は周辺のホテルや旅館の空室状況を事前に調べましょう。
花火大会の時期は観光客で混雑するため早めの予約が賢明です。
ホテル代わりに民泊などで部屋の一室を借りて宿泊するのも一つの選択肢です。
会場までの経路でコンビニやファストフード店、ドラッグストアなどの施設も点在しています。
花火大会の前後に立ち寄って必需品を調達するのがおすすめです。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の屋台やグルメ
花火大会の夜空を眺めながらおいしい飲食を楽しむのも醍醐味の一つです。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の会場周辺には多くの出店が立ち並びお祭り気分が味わえます。
板橋花火大会と戸田橋花火大会の屋台は特に大きな違いはありません。
屋台ではお祭り定番のたこ焼き、からあげ、焼きそば、チョコバナナなどが人気の定番メニューが用意されています。
地元の名物グルメを提供する飲食店も点在しているので花火大会の前後に立ち寄って地域色豊かな味を堪能してみるのもいいでしょう。
まとめ
以上が板橋花火大会と戸田橋花火大会の詳細な違いと両大会を存分に楽しむためのポイントでした。
同日開催で合同の花火演出が行われる両大会は打ち上げ数の多さや大玉花火の迫力など見どころが満載です。
歴史ある夏の風物詩を会場周辺のグルメや屋台と合わせて満喫できます。
事前に有料席を確保したりアクセスや混雑状況を確認しておけば当日はストレスなく花火を鑑賞できるでしょう。
花火大会当日は打ち上げ花火の美しさに酔いしれるとともに周囲の賑わいを五感で味わってください。
きっとこの夏の思い出に笑顔と感動が残るはずです。
