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日本三大祭りの1つとされているのが京都の祇園祭ですよね。
京都は日本でも屈指の観光地ですが、
祇園祭が開催されている期間はいつもの雰囲気と違います。
京都が好きな人は祇園祭に参加してみるのがいいでしょう。
感じたことがない京都を感じることができますよ。


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京都の祇園祭は約1ヶ月間開催されます。
といっても毎日がお祭り騒ぎというわけでもありません。
祇園祭は前祭と後祭に分かれていて、
それぞれ盛り上がる日があります。
京都祇園祭の後祭の宵山と山鉾巡行の日程を紹介します。
祇園祭の後祭りの屋台や歩行者天国についても紹介しますね。

 

京都祇園祭の後祭の日程

京都の祇園祭は日本三大祭の1つとしても有名です。
それだけ歴史があり素晴らしい日本を代表するお祭りなんです。
祇園祭を経験してみたいですよね。

日本人の観光客も多いのですが、
外国の旅行客も祇園祭には大勢訪れます。
普段から京都は外国人観光客が多いですが、
祇園祭の時期に来る観光客も多いんです。

そんな祇園祭ですが2014年から変わったことがあるんです。
祇園祭に後祭が復活したんですよね。

元々祇園祭では前祭と後祭に分かれていたのですが、
後祭は開催されなくなっていました。
しかし2014年から元の祇園祭の戻そうということで後祭が復活しています。

祇園祭の後祭が復活した経緯は大船鉾の再建です。
大船鉾はかつて焼失してしまっていました。
その大船鉾が150年ぶりに復興ということで、
後祭も復活させようとなったわけです。

祇園祭の最大の見どころは山鉾巡行と言ってもいいでしょう。
後祭が復活したことにより、
山鉾巡行も前祭と後祭の2回行われることになります。

祇園祭の前祭と後祭はどちらが人出が多いかというと前祭です。
しかし混雑を避けたいという場合や、
京都の雰囲気を味わいつつ祇園祭も楽しみたい場合は後祭の方が楽しめます。

では祇園祭の後祭の日程はどのようになっているのでしょうか。
以下が祇園祭の後祭の日程になります。

  • 7月21日:後祭の宵々々山
  • 7月22日:後祭の宵々山
  • 7月23日:後祭の宵山
  • 7月24日:後祭の山鉾巡行

宵山とは前日のお祭りという意味です。
宵々々山は3日前ということですね。
祇園祭の後祭のピークは7月23日の宵山と7月24日の山鉾巡行になります。

 


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祇園祭の後祭の見どころ

祇園祭の後祭の大きな見どころとしては宵山と山鉾巡行です。
祇園祭の後祭を見に京都に旅行に行こうと思っている場合は、
7月23日の後祭の宵山と7月24日の山鉾巡行に合わせて行くのがいいでしょう。

宵山

祇園祭の後祭の見どころの一つが宵山です。
お祭り本番の前日ということですが、
かなり楽しむことができます。

というのも宵山には提灯に明かりが灯りまさにお祭りの雰囲気なんです。
普通の提灯ではないですからね。
駒形提灯と言われる縦横に提灯がつながっている綺麗な物です。

他にも祇園囃子の音色があちこちから聞こえてきます。
お祭り気分を存分に味わうことができるのが宵山ですね。
行くなら夕方から夜の暗くなってきた時間帯がいいですね。

山鉾巡行

祇園祭の後祭の山鉾巡行も見どころです。
大きな山鉾が練り歩きます。
大行列といった感じです。

後祭の山鉾巡行には10基が巡行します。
特に復活した大船鉾は必見ですね。
辻回しと言われる回転させる様子は見どころです。

山鉾は数十トンもあります。
方向を変えるだけでも大変なんです。
これだけの人数の大人が少しずつ方向を変えるわけですからね。
祇園祭の後祭の山鉾巡行を見に行ってみてはいかがでしょうか。

 

後祭の山鉾巡行のルートと時間

祇園祭の山鉾巡行は前祭と後祭で2回行われますが、
山鉾巡行のルートが変わってきます。
ですので後祭の山鉾巡行を見に行く際には注意が必要です。

祇園祭の後祭の山鉾巡行のルートは以下です。
①烏丸御池:9時30分
   ↓
②河原町御池:10時05分
   ↓
③四条河原町:10時40分
   ↓
④四条烏丸:11時22分

※時間は変更になる可能性もあります

祇園祭の後祭の山鉾巡行の通るルートであればどこでもどこでも楽しめますが、
やはり河原町通で見るのが一番見やすいのではないでしょうか。
もちろん観客もたくさんいますけどね。

特に河原町駅付近のいい場所が取れたら最高でしょうね。
ちょうど近づいてきて曲がるところも見ることができます。
朝早いですが時間よりも早めに行って場所を確保するのがいいのではないでしょうか。

京都市役所のところには有料の観覧席も用意されます。
人が多くてもゆっくりと山鉾巡行を見学したい場合は、
有料の観覧席を確保するのもいいのではないでしょうか。

 

後祭の屋台と歩行者天国

祇園祭の前祭では屋台がでたり歩行者天国になる日があります。
7月15日と16日が前祭では屋台が出たり歩行者天国になります。
では後祭ではどうなのでしょうか。

祇園祭の後祭では屋台の出店はなく歩行者天国もありません。

前祭の方が人出が多いということで屋台が出たり歩行者天国になりますが、
後祭ではそこまで人出が多いということはないので、
屋台や歩行者天国とはならないようです。

お祭りで屋台がないというのは少し寂しいですね。
しかしお店などでは店先で出店している場合もあります。
前祭より後祭の方が屋台は少ないですが、
食べるものは周辺に沢山お店がありますからね。

歩行者天国はないものの後祭で交通規制は行われます。
車両通行止めや一方通行となるので、
車で行く場合は注意がひつようですね。

 

まとめ

祇園祭の後祭の宵山と山鉾巡行の日程についてでした。
祇園祭は前祭も賑わって楽しいのですが、
後祭りも京都の雰囲気が楽しめていいものです。

祇園祭は楽しみたいけど人が多すぎるのはちょっとという場合は、
後祭の方を見学しに行くほうがいいでしょう。
十分祇園祭の雰囲気を楽しむことができますからね。

祇園祭の後祭では屋台は出店されません。
少し寂しい感じもありますが食べる場所は近くにいくらでもありますからね。
歩行者天国にもならないので注意してくださいね。

祇園祭に旅行で行きたいという場合は後祭りの日程に合わせるのもいいでしょう。
普段とは違った京都を感じることができますよ。


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